葬儀もきちんとした相談を

近年、時代の変遷により、各葬儀社などでは様々な形で情報を発信し、生前に自分で葬儀のことや死後のことを決めておく人が増えてきています。これは終活と呼ばれています。自分にもしものことがあった時に、どの式場でどの規模で葬儀を執り行うか、親しい家族や親しい知人のみで行う家族葬にするか、自分の死を知らせてほしい人は誰かなどを記したエンディングノートは現在では、広く浸透してきています。このような時代背景に沿って、各葬儀社では相談会などを年に数回実施し、その相談会でプランの説明、通夜ぶるまいの食事の見本や、遺影撮影会なども実施しているところが増えてきています。

そして、その相談会で自分の死後の式場やプランを決定しておき、もしものときには電話一本ですぐにその式場の手配ができるようになってきています。また、近年では香典の辞退や昔のように厳粛な式だけでなく、自分の好きな音楽を式場に流したり、趣味の創作物や写真などを式場に飾ったり、生前の動画を流したりすることのできる式場も増えてきています。そういった多種多様な注文も、こういった相談会で希望を伝えておくことで、自分の理想とする葬儀をしてもらうことが可能になってきました。核家族化の影響で、昔のように自分の死後にどのようにしてほしいかということを家族に伝えておくことが難しくなってきています。

そこで、こうした相談会を利用したり、エンディングノートを記しておくことが大切となってきています。

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